1946年の創業以来、トーア電子グループはプリント配線基板製造をはじめとした一貫体制を敷き、エレクトロニクスの発展に寄与して参りました。そこで培われた技術力や知恵と工夫が実績となり、社員ひとり一人の自己実現の場を拡げ、さらに新しい製品を生み出す活力となっています。

お客様へより付加価値の高い製品をお届けするため、ハードウェア開発、ソフトウェア開発、映像・コンテンツ制作、サウンド制作と自社が保有するスキルの幅を拡げてきました。それにより、企画開発から製造までワンストップで安心してお任せいただける体制を構築しております。

その一環として、ハードウェア設計段階では開発品質を高めるべく信頼性試験を重視しております。当社EMCセンターにて、電磁波ノイズや振動、温度・湿度など、製品の信頼性に関わる特性を徹底的に調べ、設計に反映します。

そのような体制に加え、2006年には品質マネジメントシステムの項目で「ISO 9001」を取得しました。このように、企画開発の段階から量産まで安定した品質を確保するため、グループ一丸となって取り組んで参ります。

また、これまでの基板製造ノウハウを活かし、薬液を使ったウェットケミカル処理装置や表面処理装置の設計・製造にも精力的に取り組んでおります。日々高機能化されていく素材のトレンドの変遷に伴い、多様な基材を取り扱って参りました。このような技術は、スマートフォンやパソコン、将来のEV電池など生活に密接した先端技術の開発にも活かされることが期待されております。

今後も、お客様のご要望に応える「技術」「品質」「生産」力を磨き続け、社会の発展に貢献すべく精進して参ります。

皆様の暖かいご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。